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中間テストで大躍進!中学生その2

先日に引き続き、同じく3年生の女の子の成績です。
この生徒は2年生になったばかりの4月に週2コマ(数学・英語)で入室しました。
成績は悪くなかったのですが、国語が得意で数学、社会が苦手だと自分で言っていました。
数学の授業を行う中で、わからない問題に当たったら「無理~」といって放棄するのではなく、とりあえず自分で工夫をしてみることを教え込みました。
例えば連立方程式では1個80円のみかんx個、1個120円リンゴy個の値段といった時、xやyを簡単な数字に置き換えること(例えばxが2個なら80×2=160円、つまり80xと文字式にできる。)や数直線や図を描いて想像してみるなどを何度も自分でやらせてみました。
初めは時間がかかりましたが、こちらも我慢してすぐに解説するのではなく考えるということを習慣づけさせました。
夏頃から彼女の取り組みに変化が出てきました。
文章題は問題を読みながら数直線を自分で書いてみたり、図形では数字を書き入れたり線を引いてみたりと。
2学期の期末ではなんと得意科目の国語よりというか5教科で一番いい点数を取りました!
また、理科、社会も勉強するポイントと要点を教えるとすぐに実行し、結果を出してきました。
成績も安定してきたので私も講師も一安心と思っていました。

ところが・・・・彼女大のタブレット好きで時間がある時はタブレットで動画を見たりゲームしたり・・・
今どきのといってしまえばそれまでですが。
油断して遊びすぎてしまったのか、勉強する時間が少なかったため学年末は大きく成績を落としました。(涙)
当然お母さまからはタブレット禁令が。
その話を私にしてくれたので「次回頑張って成績上がったらお母さんに許可をもらおう!」と、また「3年生になるので自分で自己管理をできるように時間を決めよう」「1日の計画表を作って勉強の時間とタブレットを見る時間のメリハリをつけよう」と約束しました。
彼女のすごいところはそれをすぐに実行し、努力しました。
結果、中間テストでは再び成績が上がり、何と5教科合計過去最高点を取りました!
期末は5教科合計400点を目指すことを約束し修学旅行に旅立っていきました。

皆様もお子様のタブレットの使用やゲーム機の使用時間でお悩みではないでしょうか?
現代の親の共通の悩みだと思います。
各ご家庭での対応は違うとは思いますが、叱るだけでなく話し合って取り決めをしそれを守らせる。
守らなかった時に叱る方が本人も叱られる自覚がしっかりと持てると思います。
子供を叱ることは大事です。
ただ、一歩的に叱るだけでは「叱られないように気を付ける子ではなく気を配る子」になってしまう気がします。
難しいですね。

三郷教室は自分で工夫できる子を育てる指導をしています。
お腹のすいた子に食べ物を与えればお腹は満たされるでしょう。しかし、次回も与えなければ生きていけなくなります。
私は食べ物を与えるだけでなく魚の釣り方も教える方針です。その方が先々自分で生きていけるからです。
勉強も同じで難問に当たった時にまずは自分で考える努力をする。
試行錯誤した上、講師に質問するという子は成績が伸びます。

次回は高校生編です。

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投稿日:2025.05.30