今年度の首都圏私大入試
高3生の私大入試の結果が出てきて皆さん報告に来てくれています。
教室で一般受験まで頑張った人は無事に合格は取れました。
ただ複数名から話を聞くと「同級生は全く受かっていない」とのこと。
ちなみに高校は私立でレベルは中堅私立よりも上の一般受験者がほとんどの高校です。
今年の入試に関しては以下の点を総合的に考える必要があります:
・受験者(志願者増)
・辞退率の低下
受験者に関しては各大学のウェブサイトで出ている志願者速報を細かくチェックして以下のデータが出ています:
全体的に昨年より倍率が上昇していることが分かります。
一方昨年までの「合格したけれど入学手続きをしない」辞退率推移は以下の通りです:
早慶上智理・MARCH・成成明学・日東駒専のオーソドックスなランク分けで比較すると早慶上智理<MARCH<成成明学<日東駒専の順で合格者減・辞退率減となっています。
合格者減=複数大学合格者減少と考えて良いでしょう。
実際教室の生徒も昨年からの受験者は一人で複数大学合格か一校のみかというパターンに分かれています。
志願者が増えても合格者は昨年並みという状況だと考えた場合、不合格者の割合が増えると考えるとつじつまが合います。
辞退者が少ないことは追加合格者数も年々減少していることとも関係してきます(上智はそれでも追加合格が多い大学ですね)。
大学入試結果を一通りチェックすると以下の大学では昨年度の入試での補欠者と追加合格者データが見つかりました(大学WEBまたはケイネット):
また「一般では残り30%の枠を争う」=「年内入試が60%以上を超えている」とよく言われますが上位校に関しては以下の通り一般受験者の入学割合が高いことが分かります:
内部・系列校進学者が増えているという点に関してはある程度は事実ですが(香蘭女学院・山手女学院→立教)それでも上限は決まっているのと上位校に関しては指定校枠での推薦が多い、公募・総合型は募集枠しか合格させないのでまだ一般優位であると言えます。
そこで最初の話に戻るのですが一般優位とはいえ志願者が増えると収容定員充足率も考えながら合格者数を絞り込むことになる状況になります。
基本的に4年周期での充足率を考えた場合入学者が極端に多くなれば調整のために翌年の入試は合格者を減らすことになります。
充足率自体も各大学高めですので「普通に絞り込んでいるな」という感覚ですし、教室の受験生にもモチベーションを下げないようにしながら話していました。
英検利用入試に関しては共テ利用入試でかなり効果が出る大学があります(千葉工大など)。
日大受験者に関しては教室の受験生は英検スコアを持っていた状態で受験しましたが文系2学部は合格しました。
ただし同級生で英語外部検定スコアを持っていない人はほぼ全員不合格だそうですし、その上のクラスの教室の受験者も昨年の東洋基礎学力テスト合格と一般でもう1校合格しましたがやはり周囲は不合格者が多いそうです。
大学入試に関しては中後期が残されていますが上位校は前期で終わりのところが多いので1校でも受かっていれば成功だと言えるはずです。
昨年から現場で感じていることは「上位校と中堅校の間に線引きができ始めている」点です。
年内入試組も一般組も「上位校狙い」で動いている人がほとんどですね。
ただし「この大学に進みたい・この分野に進みたい(特に医療系は多いです)」という人はランクに関係なく選びますのでそれはそれで良いとも考えています。
3月末まで追加合格の可能性はあるので受験生はなかなか精神的に休めませんがなんとか合格を得てほしいと考えています。
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります