探求型学習は自分で探求してから

探求型学習で大学や役所の方が疲弊しているという記事を読みました。 → YAHOOニュースに移動します

僕も通塾生の保護者以外の方から「〇〇大学の情報について教えてほしい」と電話を受けることがありますがほぼ名乗ってくれませんね。

教えても「やっぱりやめます」みたいなことが数回続いたのと、情報収集と分析には正直かなりの時間と手間をかけているので塾のお通いの方向けにのみ情報提供を行うことにしています。

もちろん一般的な情報や公開されているものに関してはブログ等でアップしますが、電話だと休校日でもかかってくるので対応はしていません。

探求学習に関しては否定はしません。

実際教室でも将来なりたい職業でテーマを決めて探求学習を行った生徒はいますが事前にかなり調べた上で、大学への質問(ヒアリング)はオープンキャンパスで時間をいただき必要なことを教えてもらいアドバイスを受けていました。

年内入試の事前課題に関しても同じことが言えます。

自分で知識を蓄えてレポートを作成すること自体かなり大変な作業ですが「一般受験の勉強と並行するように」と必ず話しています。

文章作成に関しては高3の夏で完璧に書ける人は少ないので、学校や教室で徹底的に添削を受けることになります。

ただしこちらから答えは出さずに、自分で考えた答えが論理的に矛盾がないものであればそれで良いと考えています。

レポートに関しては内容について細かく質問されても答えられる根拠づけも必要なので大変だと思います。

以前総合型選抜で「コンビニとスーパーの商品の比較をしなさい」という事前課題が出された生徒がいました。

教室の1階はコンビニで大家さんでもあるので生徒と一緒に伺い「邪魔をしないように行動させますので」とお願いはしましたが、スーパーには自分で話を通すようにさせ実際誰の手も煩わせることなくレポートを仕上げてくれました。

「分からなければ専門家に聞く」ことは誰もが一番最初に思いつくことですが「本を読んでまとめた上で疑問点を整理してさらにまとめ上げていく」作業は非常に大事です。

まとめていく過程でメモが増えていきますが、それが各文章の根拠となるので説得力のあるレポートになります。

少なくともウェブに載っている記事よりも深い探求はできますし、自分で徹底的に調べた上でそれでも理解できなければ直接ではなく前述のオープンキャンパスなどで事前に予約して意見を求めるなどするのが良いかと思います。

ちなみに「貴学の〇〇先生から話を伺ってまとめました」と受験面接でアピールしても、その話の内容が浅かった場合は効果がないか逆効果になることはあります。

その先生が面接官だったとしても不合格になることはあるので「かなり調べてまとめてきたな」といううレベルでないと効果がないと考えましょう。

ちなみに現時点で各大学が公表している私大の年内入試(総合型・公募)に関しては総合型は確実に志願者が増えていますが逆に合格者は横ばいか減らしている大学が多いですね。

公募に関しては評定基準があるので劇的に増えるという現象は見受けられません。

年内入試に関しても「基礎」学力ではなく「一般選抜レベルの」学力を求める入試が増えていますが、「きちんと勉強をしているか」を見るという観点からは妥当だと思いますし、各大学の入学者比率を比較してもそういう大学は一般選抜での入学比率が高めに出ます。

今年は「年内入試でも学生の学力を見極めて合否を出す」方向に変わっていると感じます。

来年以降も総合型の志願者は増えるはずですがその分合格者は増えるということはありませんので「高1からの勉強をしっかり行い結果として評定が高くなる」というのが合格しやすくなる方法だと考えています。

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投稿日:2025.12.13