総合型選抜入試の受験生の感想

総合型選抜入試は今週末に一気に数校の受験が行われました。

教室の生徒の皆さんから話を聞くと小論文の出題傾向が変わった、志願理由はかなり深く聞かれた、事前課題はかなり細かいところまで掘り下げて質問されたなど大学によって少しずつ内容は異なりまがすが、総じて面接に関しては10分程度と受験生増に合わせて面接時間減+事前提出書類の重要性が増していると感じます。

「事前に準備していたことが聞かれなかった」と言っている人もいますが「準備していなかったことを聞かれた」わけではないのでとにかく準備は大事ということです。

面接練習に関しては学校でも行ってもらっていましたが、教室ではさらに掘り下げて練習を行いました。

学校では「えー」みたいな「フィラー表現」など各生徒の癖までは直さないのでとにかく徹底してチェックしましたが、生徒のスマートフォンで自撮りをしてもらいながら答え方や目線のチェックも行いました。

出題傾向の変更に関しては難しい方向に行っていると言えます。

5月から各大学のデータをコツコツと調べて分析を行っていますが、大学のレベルが上がるほど一般選抜での入学者比率が多い、総合型選抜での入学者比率が低いという傾向が見えています。

学校総合型(公募・指定校)に関しては高校3年間での学力が基準以上ということでほとんどの生徒が学力は保証されているので比率が高めでも一般選抜での入学者が多い場合は「学力重視」であると言えます。

総合型選抜に関しても東洋大学が昨年の公募から総合型で学力重視の入試を行いますが、総合型含め年内入試での受験者が増加している状況で「学力による絞り込み」傾向が強まっています。

当然出願書類、面接、当日課題ともに準備を入念に行っておくことで対策は行えます。

今後は年内入試も2極化が進み「入りにくい大学」と「そうでない大学」の差が広がっていくはずです。

自分が行きたい大学にどうしたら合格できるか考えること、年内入試で決めきれない場合一般選抜でも対応できる力を身に付けているかが今後のテーマとなりそうです。

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投稿日:2025.10.21