武蔵野大学の総合型入試I期志願状況から見えること
今日も指定校校内選考通過者から報告がありました。
出願・入試とこれから準備することがあるのでまだ安心はできません。
また年内入試の皆さんは進学してから苦労しないように自分で課題を見つけて勉強しておくことが大事です。
卒業生を多く見ていますが理系学部進学者は数理系科目で苦労している人はそれなりにいますね。
文系学部進学者に関してはズバリ「英語」。
英語はCASECや入学前テストの結果で能力別クラス編成になっている大学も増えています。
基本的には一般選抜で入学した生徒さんのレベルと同等まで力をつけておくべきでしょう。
うちの教室の一般合格での卒業生が「英語力はものすごく差がある(注:国際学部系です)」と話していましたので、大学で学び直すなど考えずに学習量を増やす・質を高めることを考えましょう。
今日は武蔵野大学の総合型入試I期志願状況をチェックしたのでその話を。

総合型I期は最終の志願者速報が来週出ますがほぼ固まっていると考えて良いでしょう。
経営学部はどの大学でも人気が高いのですが武蔵野総合型I期に関しては経営学科が3.32倍と他学科と比較して完全に突出した倍率になっていました。
その反動で会計ガバナンスや経済に動いた人がいると考えています。
全体の志願者増1.08倍より志願者増になっていれば同系統学科に関しては純粋な志願者増+倍率が低めの学科に動いていると考えられます。
予想合格者数に関しては機械的に昨年の合格率を当てはめているだけです。
収容定員充足率に関しては在籍生徒数からの控除対象となる留年者数が出ていませんが、各大学のデータで中心となっている3~5%の3%で仮計算してあります。
他大学のデータも見ると分かりますが受験者が倍になったから合格者も倍になるということではありません。
これは一般選抜の合格者数にも直結してきますのでどの大学でも2倍ではなく1.5倍の合格に抑えるなどして調整してきます。
あくまでも参考だと考えてください。
今日現在で首都圏の大学の総合型の志願状況は武蔵野しか見つけられていません。
中部・関西圏で数校のデータが見つかりましたがこれといった学部学科別の特徴ははっきりと出ていません。
現時点では福祉系学科に関しては少し人気がないかなという程度です。
心理系・歴史系もコア層がいるので堅調です。
幼教に関しては大学ごとで差は出ているので全体的な傾向はまだ見えません。
今後各大学で志願者速報が発表され始めたらまたデータチェックを行います。
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります