千葉県1学区公立高校および近隣公立高校と私立高校の大学進学実績

先日アップしたデータを少し範囲を広げて追加修正を行いました。

高校別 進学データ4.jpg

かなり細かくなりましたが自分で忘れないようにすることと、今後のデータ推移を見たいために作成したものですので多少の入力ミスがあることはご了承ください。

ハッキリ言って非常に見にくいですが今述べたように自分で整理・分析することが第一の目的ですので印刷して確認したい場合は不鮮明になるかもしれません。

私立高校に関してはかなり学校別で特色が出ています。

特に医学部への進学実績を打ち出しているのが渋幕・昭和秀英・志學館になります。

公立高校に関しては一般選抜の合格者減に伴い前年度から合格者数を減らしていることも全体傾向から見えてきます。

個人的には来年度から本格的に始まる「高校授業料無償化」の影響が気になります。

年度末までに予算が通ることが前提条件ですが千葉でも私立へのシフトは進んでいくと予想されます。

千葉県の場合、実際には私立高校の場所も進路決定の際に考慮されますので極端にシフトするということではなく人口が多いエリアを中心に動きが出ると考えています。

ただし私立高校の場合は入学金・施設費・制服代・タブレットPC代等でざっくりですが50万円の費用は発生するのと海外修学旅行の場合は20~30万円の積立金が発生しますのでどこまでで公立高校進学との線引きをするかは各家庭により異なってきます。

現時点での各私立高校の募集要項をチェックするとまだ予算が成立していないため「高校授業料無償化」の記載ができない状態の学校がほとんどですね。

公立高校に関しては倍率低下=全体学力の低下になるため進学実績は厳しくなっていくはずです。

これは大学の収容定員充足率との関係で志願者の集まる大学と集まらない大学の2極化が進む中で、志願者の集まる大学に集中する結果不合格者が多くなることから容易に推測されます。

実際千葉県の大学でも進学者数にはっきりと出ていることがデータを整理して見えてきます。

もう一つ影響が予想されるのは定員です。

私学に関しては敬愛学園・千葉敬愛が定員400人のところ入学者500人を超えた都市が続き、併願自推薦を取りやめたという経緯があります(敬愛学園は今年度併願推薦復活のようです)。

中学校の評定の平均も高くなっているため私立高校は単願・併願基準を大幅に上げており、「単願なら基準に達するけど併願基準が厳しい」という状況も多くなっていますが前述の授業料以外の経費との兼ね合いが出てきそうです。

私立中堅高校は指定校推薦など各種推薦で大学に進学する人が多いことも特徴ですが定員を大幅に超過しても指定校推薦枠は増えませんので、「指定校推薦で進学しよう」という場合はかなりシビアな競争になります。

また高校により評定の付け方が緩い場合とそうでない場合がありますので事前にリサーチしておくことも、指定校推薦ではなく公募推薦を使用する場合重要になります(評定の付け方が厳しめだと公募を受けられないことも起こります)。

恐らくは今回でデータ分析は終わりにする予定ですが、今まで作成したデータを関連付けて特に私大のデータ分析を行ってみようという気持ちが起きるかもしれません。

ただし現時点では大学年内入試対応がかなりハードなため、少しペースを落として作業すると思います(一気に仕上げるかもしれませんがその時の気分や状況次第です)。

お問い合わせいただいた方でご来室いただいた方には今まで作成したデータはお渡しするようにしています。

教室では授業以外に自習時の質問対応やデータ分析を行っての進路指導も行って「行きたい大学への合格」を確実にできるようにしています。

ご興味のある方は教室のウェブサイトをご覧いただきご連絡をいただければ幸いです。

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投稿日:2025.09.12