年内入試受験者はスケジュールを作成しておきましょう

教室は来週から夏期講習スケジュールになります。

高3生の年内入試受験者は既に三者面談等を終え受験スケジュールを出願期間・試験日・合格発表日・手続き期間を生徒別に一覧表にしてあります。

出願期間に合わせて各種書類を仕上げていく流れになります。

並行して当日の試験内容に合わせ準備も行うのと面接の内容も整理しておき早めに準備を行ってもらいます。

もう一つ重要なことは「万が一の場合次の行動をどうするか」です。

当然合格するように指導を行っていきますので合格率は高め(92.8%)ですが、前日になっても面接がボロボロ、小論文に不安があるなどの場合は不合格になる場合があります。

「不合格にならないために不安要素をすべてつぶしていく」方法で指導を行いますが、それでもライバルは多いので万が一の場合に備えて一般選抜でも耐えられる学力をつけておくことも並行して進めていきます。

「万が一の場合どうしますか」という質問は僕は普通にしています。

特にここ数年年内入試受験者の増加傾向がはっきりしている中で受験者が増えれば、まず総合型では受験者増に合わせて一定数合格者は出しますが相対的に倍率は上昇します。

公募推薦は評定基準を満たしていれば受験できますが、満たしていない場合は総合型選抜II期III期での受験にするか、一般選抜・共テ利用に回るかという選択を迫られます。

「一回で決まってほしい」と思いながら指導を行いますがとにかく万が一の場合を想定して準備しておく、結果として使わなければそれはそれで入学後のことを考えると役に立つので無駄にはならないという考えです。

「結果が出てから考える」と言う人は実際には受験校の倍率など細かくチェックしていない時もあります。

あとは一般選抜に耐えられるだけの力がついていない場合はとにかく「年内入試で決める」ことしか考えられないという状況になります。

春先から各大学の入試結果等含め過去年度からの傾向を追ってきましたが、今年度も年内入試の志願者が減らずむしろ増えると考えています。

「大学も定員割れしているところが多いから受かりやすい」と思っていたら間違いで、ランク分けしたくはありませんが日東駒専以上の大学は定員割れしていませんし、首都圏で考えると定員割れしている大学は少ないです。

ただし中堅・またはそれより下に位置する大学は年内にある程度入学者を確保したいという考えで動いてきますので、そういった大学は定員の2割くらい(大学によってはそれ以上で学部によってはほぼ100%に近い場合もあります)はまず各種推薦で入学者を確保していくことになります。

ですから当然厳しい競争になるので事前準備をしっかり行い、万が一に備えてプランBも用意しておく、場合によってはプランC・Dもという形で教室では準備しています。

ただし当事者の受験生本人がスケジュールをしっかり把握して万が一に備えてプランB以降も考えておく必要がある、そうすることで入試直前になって慌てずに済むということを理解しておくべきでしょう。

既に受験校が絞り込まれている人は今から、8月になってから志望校が見える場合はその時点ですぐに受験スケジュールを作成しておきましょう。

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投稿日:2025.07.19