受験は情報収集から
今月は高校生からのお問い合わせ・ご入室が非常に多くなっています。
高1・2生も多いのですが高3生は例年に比べかなり多くなっています。
この時期にお問い合わせ・ご入室が多い理由は、年内入試(総合型・公募・指定校)のために評定を上げておきたい、または9月以降の入試に備えていきたいからです。
現在すでに在籍中の生徒の皆さんのために来月から使用していく過去問、その他データを整理しています。
過去問を公開していない大学も多いのですが、情報は過去にわたり収集できているものがありますので内容が近くなるように準備しています。
過去問を整理しておくと「こういう傾向で出題される」というのが見えてきますので対策自体は立てやすくなります。
あとは医療系志望の生徒さんには国の統計資料を印刷して「読んでおいてくださいね」と言って渡しています。
実際どの大学でも「この統計資料から主題される」というのはほぼ決まってきますので、事前にデータに触れておいてもらいます。
今述べたように受験は情報収集からスタートします。
当然出願日・試験内容・試験日・手続締切日まで確認しての対応ですが指導する側も頭に入れておくことで入試までの逆算スケジュールを組みやすくなります。
受験に関しては「落ちにくくする」ことで「合格」しやすくなります。
難しく考えずに「不安なこと」を無くしていきましょう。
情報収集は「不安を無くす」ための一つの手段と言えます。
また受験のことに集中するため(当たり前ですが)、希望進学先の出口(就職状況)まで詳しく調べていないというケースも起こります。
職種によっては飽和状態に近づいていることもあります。
就職後何を目指したいのか、そのために大学でどのように勉強してスキルアップを目指すのかといったことも調べておくと良いでしょう。
職業研究に関してはできれば高2夏くらいから行うことをお勧めしています。
基本的に仕事というのは精神的・肉体的にどれだけ負担があるか、給与など福利厚生面を含めたものに見合っているか(生活がきちんとできるか)といったことを考えて決めることになります。
高3に入ると希望する学部学科系統の受験に集中することになりますので、「まず大学に入ってから考えよう」という場合以外はしっかりリサーチしておくことが大事です。
最初の話に戻ると、前述のことを行った上で受験準備をすると「何に特化して勉強すればよいか」「いつまでに仕上げればよいか」ということがはっきりします。
まずは情報収集をしっかりと行いましょう。
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります