中学生のお母さんがイライラしないために
今年度の中学校の前期中間試験は修学旅行などの関係で6月初めと中旬以降に行われる学校に分かれています。
6月初めに終了した生徒の皆さんは次のテストに向けて早速準備を始めています。
テストで頑張った点、改善したい点などを話をしながら次回の目標点を決めて学習を進めています。
教室では「リーチング生徒手帳」を活用しています。
小中学生用と高校生用がありますが、高3生は受験カリキュラムに従い学習を進めていますので高校生用=高1・2生用としています。
中学生の皆さんに関しては以下のように「1日3科目x5日間」で学校ワークを進めてくださいとアドバイスしています。

勉強時間に関しては「〇時間」と決めずに「学校でその日までに学習した範囲」を学習した結果1時間だったらそれでもいいですよと話しています。
途中から入室される生徒さんの場合は「テスト前に頑張って勉強する」「ふだん勉強はあまりしない」という人も多いので、「少しずつコツコツ勉強する」ことを実行してもらうために最初のスケジュール作成は非常に大事になります。
次に決めたことを実行していくのですが「細かすぎない」ように意識します。

毎日行う「ルーティンチェック」は「スケジュール通り学習する」と「スマートフォンは1時間を意識する」の2点だけ書いてもらっています。
やらなければいけないことが多すぎるとそもそも覚えきれませんし実行しにくくなります。
2点に絞ることで頭の中でも意識できやすくしています。
中学生の場合、ここまで実行できれば1回のテストで5科目で+50点は上がります。
1科目+10点ですので実現可能な目標と言えます。
実はこの学習方法は保護者の方に評判が良いのですが、理由は「勉強しなさいと言わなくなりストレスが減るから」だそうです。
「勉強しなさい」ではなく「今日やることはできたの?」という聞き方に変わるだけでもストレス・イライラは減ると複数の保護者(主にお母さんです)が仰っています。
お子さんたちも自分で行動(勉強)することで「勉強しなさい」と言われなくなり、早めに学校ワークを進めることができるようになっていきます。
高校生になっても継続して通う生徒さんが多いのですが、皆さん「どう勉強すれば結果が出やすいか」わかっているので高校最初のテストでもすぐに結果を出しています。
自己管理ができるようになる方法は「難しく考えすぎないこと」です。
最初はレールを敷いてあげて(自分で敷いてもらうのですが)その通りに行動してみることで結果は出やすくなります。
同時に保護者の方もストレスを減らしやすくなりますのでぜひお試しください。
教室ではより具体的に生徒保護者の皆様にアドバイスさせていただいています。
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります