ある単元がよくわからない時の解決方法
高校生も中学生も定期テストが終了して結果が出てきています。
失敗した人はいません。
成績帳票で平均点と見比べながら確認をしていますが、皆さん改善点は分かっているので次回に向けてすぐに行動してもらっています。
今日は「〇〇がよく分かりません」と言われた時の対応方法について。
中学生では2年生の連立方程式で悩む人が多いですね。
この場合「1年の方程式がよくわかっていない」と「解法がうまく使えない」の2パターンに分かれます。
「解法がうまく使えない」場合はコツを教えながら解いてもらうと解決はするのですが、「1年の方程式がよくわかっていない」場合は対応方法は2つに分かれます。
1つ目は1年生の内容を一通り復習してから連立方程式に進む方法、これは時間的に余裕がないと学校の授業がどんどん進んでいってしまうため時間がないと少しリスクのある方法です。
2つ目の方法は「今学習しているところからつまづいているところをさかのぼる方法」です。
例えばエックスの答えで±が逆転してしまうときなどは方程式の±が分かる計算式を押さえていく方法です。
夏休みなど時間が取れる場合は1つ目の方法を取りますが、時間がない時は2つ目の方法で対応することも多いです。
実際2つ目の方法で学習を進めることで1年の復習も並行して行えますので長期休校以外では合理的と言えます。
どちらの場合でも「放置」しないことが大事です。
詰まったら早めに解決しておくことが必要になります。
特に連立方程式の場合はその後に学習する一次関数と結びついていますので(数学はすべてその後の単元に結びつきます)、わからないと思ったらすぐにアドバイスを受けられるようにしておきましょう。
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