テストは総合得点で考える?

高校生は6月に入り1学期期末テストまで早い人はあと3週間。

高校生は「テストが終わるとまたテスト」ですのでとにかく忙しい。

「テストが終わったらコツコツ準備しておきましょう」とアドバイスしていますが、早めに準備しておけばテスト期間は皆さんいずれにせよ追い込まれるのでレベルの高いところでの追い込みが可能になります。

僕は基本的には総合得点で考えるべきだと思っています。

学校のテストは前回と比べて急に難しくなったりすることがあるので、別の科目が得点源となってくれる場合があるからです。

科目ごとに見ていくと期末の場合は13科目以上あるので得点に多少の凸凹は出る可能性はあります。

ですから総得点で考えるべきだということです。

科目数で割れば平均点が出ますので前回のテストと比較もできますね。

ただし入試のことを考えると少し事情は異なってきます。

大学の学校推薦の場合は理系学部に多いのですが「理数科目で3年間の評定平均値〇.〇以上」、他大学でも「国数英〇.〇以上」と出願に当たり条件付きの場合がありますので「実技系科目で評定を稼ぐ」ということが現実的ではない場合が起こります。

全体の評定平均値で考えた場合、3年の1学期で頑張れば大体40科目になり0.3はアップ可能ですが、科目別で考えた場合は例えば文系数学なら3年間で数I・A・II・B・数IA演習を履修したとして高2までオール3の計12とした場合、数IA演習で2なら評定2.8、3なら3.0、4なら3.2、5なら3.4という具合になります。

ただし実際の教室の生徒の例で考えると一気に5に上がるパターンは問題がよほど簡単でないと難しく、現実は3に留まることが多い状況です。

科目別で条件が付く場合は理系なら理系科目を、文系なら文型科目を、さらに言えば医療系なら国数英を定期テストでしっかり得点しておくことが求められるということです。

実際にそこまで意識することが難しいという人は総合得点を上げることをまず考えましょう。

そうすると先ほど書いてきたことをさかのぼると「早めに準備して解ける問題を増やしておく」ことが大事になります。

今述べたことは明日夕方開催の大学入試説明会でも触れる予定です。

まだ多少残席がありますので外部の方も参加可能となっています。

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投稿日:2025.06.07