大学入試は学部ごとに結果をチェックしましょう
2025年の各大学の入試結果がアップされ始めています。
教室で受験対策として情報収集を始める順番は 1)過去年度における倍率推移 2)試験方式 3)試験内容・面接等詳細情報 となっています。
実際そこまでをしっかり収集して分析できていれば「この大学学部はどう対策を立てるか」「どこまでレベルを高めるか」が見えてきます。
例えばゼミで有名な「武蔵大学」を例に挙げると以下の通り2025年入試総合型の結果が出ています:
人文学部と国試教養学部は比較的倍率は低めですが、経済学部と社会学部は厳しい入試であることが分かります。
実際には近隣のどの高校に武蔵大学のどの学部学科から指定校枠が出ているかも分かりますが、人文学部に関しては偏差値がそれほど高くない高校にも枠が出ています。
ただし枠が出ているとっても基準となる評定平均値が高いので難易度が高いことに変わりはありません。
教室では過去年度で人文・社会学部に指定校での合格者を出していますが、総合型に関しては非常にハードルが高いことが分かっているので指定校での内定を得ることを目標に切り替える判断を行いました。
評定自体も1年から頑張ってもらっていたので基準をクリアできるようにした状態で「どの受験形態でもいける」ようにしていました。
東洋大学の総合型に関しても2025年入試の結果がリリースされています:
国際観光学部の総合型に関しては2024年入試は78/157名合格でほぼ2倍、昨年2025は67/264名で4倍と一気に2倍になりました。
志願者が増えて合格者は公募学科試験での合格者が出るので多少絞り込んだ結果、そして志願者が100名以上増えたことが倍率アップの理由ですが教室の受験生はよく頑張ったことがわかります。
※今年度からは適性検査+αで去年の公募入試をスライドさせることになります
一般選抜も4倍から6倍近くまで上昇していますのでかなり厳しい入試だったことが分かります。
おととしは一般での合格が出ましたが去年からは4年までの総定員での入学者超過の調整に入りました(今年度も調整されるはずです)ので、追加合格もなかなか出ませんでした。
昨年公立合格の生徒も他の私立はすべて取りましたが東洋だけ補欠で、待っている間に本命の公立に合格したのでそこで終了にしました。
4月後半は逐次判明する入試結果を追っていきながら今年度の入試にどのように対応するかを高3生の志望校と照らし合わせながら考え始める時期です。
選ばなければ全入の時代ですが、実際には皆さん「この大学に絶対に行きたい」と選びますので人気・不人気が出ることになり、人気大学学部は総合型を中心にさらに倍率はアップする流れになっています。
京進スクール・ワン鎌取教室では前述のように分析を行って「どうしたら落ちないか」を考えます。
「落ちない=合格する」と考えれば「落ちる要素」を無くしていけば良いので対応しやすくなります。
「この大学に進学したいけれどそうやったら合格できるのか」悩んでいる方は教室にご相談いただければアドバイスを行わせていただいていますので、遠慮なく 043-293-6861 中川(なかがわ)までお問い合わせください。
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります