受験準備はもう始まっている?~中学・高校2年生!~

いつもお世話になっております。
京進の個別指導スクール・ワン八尾教室です。

※本題は、来年度に受験を控えられている、中学2年生・高校2年生に向けた内容となります。また、中学2年生・高校2年生をまとめて「2年生」、中学3年生・高校3年生を合わせて「3年生」と表記させていただく箇所がございます。ご自身の学年に合わせてお読みいただきますようお願いいたします。

さて、2年生のみなさん、期末テストも終わり、三者懇談の時期が近づいてきましたね。
この時期になると、「来年は受験生!」や「志望校どこにするの?」といった進路に関する言葉をよく聞くことになるかと思います。その度に、「今のままで大学(高校)に合格できるかな?」「受験勉強をしっかりできるかな?」といった不安な気持ちが少しずつ大きくなっていくことでしょう。
そのお悩みを少しでも解決するために、今回は中学2年生・高校2年生に向けた内容を発信させていただきたいと思います。
少しでも、みなさんの不安を払拭できるような内容とさせていただいておりますので、ご一読いただけますと幸いです。

主なトピックは以下の通りです。

  • 受験勉強はいつから始めればいいの?
  • 受験勉強は何から始めればいいの?

受験勉強はいつから始めればいいの?

中学2年生・高校2年生の多くの方と懇談(面談)をさせていただく中で多くいただく質問として、「実際に受験勉強はいつから始めればいいの?」という質問を多くいただきます。
この疑問に関しての回答は、「今日(今)から始めること」であると考えます。
その理由としては、1人の人間に与えられた「時間は有限」であるからです。

私たちは、1日は24時間、1か月は30~31日、1年は365日と限られた時間の中で生活をし、その24時間を、睡眠・食事・学業・部活動・趣味などさまざまことに割り当てて1日を過ごしています。そのため、当然、受験のために必要な時間(学業に充てる時間)もこの24時間の中に含まれています。

そこで一つ例を見てみましょう!

ある生徒、Aくんは2年生の間に、1日30分の勉強を1年間続けることに決めました。
その友達のBくんは全く勉強をすることなく1年間を過ごしました。
そうすると単純計算で30分×365日で10,950分の差が生まれることになりました。


この差は非常に大きく、中学2年生(5教科受験)の場合は1教科あたり2,190分(約37時間)の差が、高校2年生(3教科受験)の場合は、1教科あたり3,650分(約60時間)の差がついてしまいます。

この結果を見たときに、みなさんはどちらの生徒のほうが、志望校の合格に近づいていると思いますか?
もちろん、これは一例であるため、「学習時間の差=学力の差」というものが必ずしも成立するとは限りません。
しかし、少なくともAくんとBくんの間には、学習量・学習機会に差は生じますし、「知識の定着」という部分については、学習量・学習機会に比例すると考えています。

「勉強」は「スポーツ」や「芸事」と同じで、練習(演習)を重ね、自身の弱点を確認し、それを克服するためにさらに練習(演習)を行う。時にはアドバイスをもらい、弱点(苦手分野)を一つずつ克服し、技術(知識)として定着できれたときに、結果が生まれると私は考えています。

受験勉強は何から始めればいいの?

  • 目標(志望校)を決める!
  • 苦手分野を一つずつ潰していく!
  • 得意をさらに伸ばしていく!

一つずつ解説をしていきます。

目標(志望校)を決める!

「勉強を始める」という観点から少し離れてしまう内容ではありますが、その前段階として、「目標を設定する」というのは、受験にとっても、定期テストにとっても、非常に重要なことです。目標(志望校)が決まれば、その高校(大学)の合格に向け、どのレベルの学力が必要かがわかっていきます。また、受験日が確定すれば、どの時期までに何を終わらせるのか、どのレベルまで学力を持っていく必要があるのかなどの、学習計画を立てることができます。さらに、受験に必要な科目がわかれば、どの科目から取り組めばよいのかがはっきりとします。
また、目標の設定は細かく細かく設定ができると、より効果的です。本来のゴール((例)志望校合格)に向けて、小さなゴール((例)1日30分の勉強を一週間続ける→1か月続ける→1日1時間勉強を続ける→1か月続ける)をたくさん設定し、その目標を達成していくことで、一つ一つが自信につながり、その自信こそがみなさんのもつ力を最大限に発揮するための活力となることでしょう。

苦手分野を一つずつ潰していく!

苦手分野の学習はなかなか進まないものです。意識的に課題や復習・予習に取り組もうとしても、苦手という意識が先行し、継続できなかった方も多いことでしょう。そんな苦手科目でも、学習時間を確保しないことには学力の向上は見込めません。
では、どうすれば苦手科目でも、継続できるのか。そこで出てくるのが、ひとつ前にお話をさせていただいた、「小さな目標を決める」ということです。まずは「1日30分ずつ」や「テキストを、1日1ページ進める」といった小さな目標から継続してみましょう。たったこれだけでも、1週間継続すれば30分×7日の210分(3時間半)の学習を進めたことになります。また、毎日続けることで、当然、記憶として情報が蓄積され、学習した内容した内容の語句・公式などは自然に頭に残っていくことでしょう。
「苦手だから後回し」ではなく、「苦手な分野こそ早めに学習を始める」ことが重要です。

得意をさらに伸ばしていく!

得意分野は学習を進める中で、比較的進めやすいと思います。だからこそ、「得意分野は今以上に伸ばす!」という意識で学習を進めましょう!
「苦手な分野ばかり学習をし、得意分野の点数が伸び悩む」といったことは、受験生に起こりがちな現象の一つです。そして、なかなか点数が伸びないが故に自信を無くし、さらに学習時間が低下する。この悪循環だけは回避しなければなりません。
一つ前のトピックのお話と重なりますが、「知識の定着」には、学習量・学習機会の確保は必要です。
苦手分野を減らすことももちろん重要ですが、同様に、得意分野を伸ばす(得意分野を増やす)ことも受験にとっては重要な要素の一つです。また、得意分野でしっかりと結果を残すことができると、それが新たな自信につながり、結果としてモチベーションの向上、学習量・学習機会の増加、成績向上(目標達成)といった好循環を生み出すことに繋がります。

まずはこれらの中から、今のみなさんにできそうなことから始めてみてください!
何事も「始めてみる」ことが重要です。始めるからこそ、自身の長所や弱点に気づくことができるのです。
その長所を伸ばすも、弱点を潰すのも知らないことには始まりません。
まずは何よりも「始めてみる」ことが重要です。

そして始める(進めていく)中で大切なことは


2年生は、受験までまだ少し余裕があるからこそ、一つ一つ着実に力をつけていくことが重要です。
ですが、これらのポイントを3年生から始めようとしてはどうしても時間が足りなくなります。
(3年生の一年間は本当に短いです。)
当然、時間が足りなくなれば、焦りは生まれますし、その焦りが不安につながり、その不安が・・・といったように、受験生にとって「焦り」や「不安」などのマイナス要素は小さなものから少しずつ連鎖し、悪循環を生じさせます。
そうならないためにも、早め早めに準備を進め、小さな成功体験をたくさん経験し、それを自信に変えて、受験日当日を迎えられるよう、一緒に頑張っていきましょう!

実施日・キャンペーン内容

小5~小6、中1~中2、高1~高2、
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投稿日:2024.11.30