京進の個別指導スクール・ワン 塾ナビ インタビュー!
塾検索サイト「塾ナビ」が特集ページで京進の個別指導 スクール・ワン高槻教室の教室長にインタビューをしてくださいました。
※インタビュアー:塾ナビご担当者
「京進の個別指導 スクール・ワン」は、1975年の創業以来、圧倒的な実績を誇る学習塾「京進」が運営する個別指導塾です。
東京大学教授でありながら京進専属の脳アドバイザーである池谷裕二先生監修の脳科学に基づくオリジナルの学習&指導法と、開校から約半世紀に渡って蓄積してきた膨大なデータは、どのようにして生徒ひとりひとりの目標に合わせた最適な学習プログラム構築に結びついているのか?
そして、講師1人:生徒2人の個別指導ならではの強みとは? 今回は、全国に240以上の校舎を展開するスクール・ワンの全貌に迫るべく、高槻教室の菊池教室長にお話を伺いました。
※教室により、実施内容が異なることがございます。
- 目標達成の秘訣は、京進オリジナルの「リーチング学習」と脳科学理論を活用した「褒める指導」にあり!
- 「褒める指導」がひとりひとりのやる気と可能性を伸ばす!
- 効率&集中を両立!生徒に寄り添った1対2の個別指導スタイル
- 基礎学力の向上から受験対策まで、京進の指導法はどんなお悩みにも全学年対応
- いま変われば、未来も変わる。ひとりひとりの可能性を伸ばす教育を実践
目標達成の秘訣は、京進オリジナルの「リーチング学習」と脳科学理論を活用した「褒める指導」にあり!
―最初に、京進の特徴である「リーチング学習」と「褒める指導」について教えてください。
菊池 京進では、目標を達成するための習慣化ツール「リーチング学習」や、京進専属の「脳のアドバイザー」である東京大学教授・池谷裕二氏監修のもと、子どもたちの可能性と自ら学ぶ力を最大限に引き出す「褒める指導」を行っています。
―「リーチング学習」とは、どのようなものですか?
菊池 リーチング学習は、目標を達成するための習慣化ツールであり、京進オリジナルの学習法です。このメソッドを徹底して身につけるために、生徒たちは普段から「リーチング学習手帳」を活用しています。
リーチングで大切なのは、目標を明確にすること。そこでまず、手帳の「目標設定用紙」に具体的な目標と達成期日を記入します。そして目標を達成するために毎日やるべきことを「ルーティンチェック表」に書き出して、日々の進捗状況をチェック。「学習ダイアリー」では1週間ごとの学習計画を立て、その結果を週ごとに振り返ります。このように手帳を活用するだけで、自然と成果につながって確実に目標を達成できるのが、リーチング学習手帳の素晴らしいところであり、目標を達成するための習慣化ツールとして最適なのです。実際に、最初はあまり成績が良くなかったけれど、手帳を毎日使ってコツコツとリーチング学習に取り組んだ結果、つい最近のテストで学年トップの成績をおさめた生徒もいました。
―なるほど、「リーチング学習手帳」には目標を達成するための様々な工夫が凝らされているんですね。
菊池 そうですね。手帳には他にも「ドリームツリー」を書くページがあります。ここでは自分の過去を振り返り、現在の自己分析を行い、未来を展望するという3ステップで、自分の夢を描きだします。小学生のうちは「将来の夢はお金持ち!」なんてストレートに書く子もいて面白いですよ(笑)。でも中学・高校と学年が上がるにつれて、次第に将来の夢がはっきりとしてきます。例えば「翻訳家になりたい」という子なら、夢を叶えるために今やれることは何か、どんな進路を進むべきか、そうやって具体的な筋道も立ってくるわけです。小さな頃から自分の夢や未来を描き、そのための目標を掲げて自らの力で進んでいくことは、京進が目指す「人間形成」の一環としても大切だと考えています。
「褒める指導」がひとりひとりのやる気と可能性を伸ばす!
―それでは続いて、「褒める指導」について具体的に教えてください。
菊池 「褒める指導」は、ただ感覚的に褒めるのではなく、脳科学の見地から行なうことで、子どもたちの自信とやる気を引き出すものです。褒められることで「がんばろう」と意欲が湧けば、子どもたちは前向きに努力するようになり、塾はもちろん学校やお家でも、自分から積極的に学習するようになります。それが結果につながった時にはもちろん、努力したことや頑張ったこと、生徒ひとりひとりの小さな変化を見つけて具体的に褒めることで、「次ももっとがんばろう!」と好循環が生まれるのです。ある生徒さんは最初内気に振る舞い、学校にも馴染めず楽しくない様子でした。入塾後は講師から褒められ、たくさん話をするうちに徐々に自己肯定感が上がり、学校生活も楽しく前向きに過ごせるようになりました。そして自ずと学習意欲も高まり、成績も向上したというわけです。
―まさに好循環が生まれるわけですね。普段の声かけはもちろん、「褒める指導」のためのツールもあるそうですね。
菊池 はい、授業の終わりには必ず「ほめカ(褒めるカード)」を渡すようにしています。カードに書く内容はひとりひとり毎回違うのですが、例えば小学生の子どもだったら「宿題をやってきてえらかったね」「前よりも計算が早くなったね」と書いて渡すと、お家に帰ってから「お母さん見てみて!」と自慢してくれたとのお声もいただいています。先週は分からなかった問題が解けた、自宅学習の時間が少しでも増えた、それは些細なことかもしれませんが、その子にとっては大きな一歩かもしれません。だから私たちスクール・ワンの先生は、生徒ひとりひとりの小さな変化も見逃さず、褒めて伸ばす指導を常に心がけています。
―素晴らしいですね!前向きな変化を生み出す秘訣などはあるのでしょうか。
菊池 秘訣は「リーチング」と「褒める指導」の相乗効果にあると思います。ほんの小さな取り組みでも、とにかく毎日やることで、やる気と達成経験が生まれます。そこを私たちは逃しません。結果に現れる前から「リーチング手帳」を通じて、日々の生活や学習習慣面で訪れる「変わる瞬間」をみつけ、そこを具体的に褒めていくのです。すると生徒が持っていた不安やもどかしさは、「自分の頑張りは間違っていない」という自信に変わっていきます。
―なるほど!そうして、結果が出るまで努力する力が身についていくわけですね。
菊池 その通りです!目標に向けて頑張る力は、学習面に限らず、人生や人間性の面でも重要になると信じています。そういった成長を目の前で感じられることが、スクール・ワンの先生として一番嬉しい瞬間ですね。
効率&集中を両立!生徒に寄り添った1対2の個別指導スタイル
―スクール・ワンでは、1対2の個別指導スタイルを採用されています。その理由を教えてください。
菊池 講師1人に対して生徒2人で行う授業は、効率的かつ集中して学習できる、最適なスタイルだと考えています。1回80分(注1)の授業では、講師から解説を受けて理解を深めるインプットの時間と、自分で考えながら問題を解くアウトプットの時間を、生徒2人が交互に繰り返します。もう一人の生徒の考え方や解答を側で聞くことで、参考にしたり理解を深めたりもできますし、お互いに学び合えるという点も1対2の良さですね。
※注1…小学校低学年は1回40分
―1対1や1対3と比べると、どんな利点がありますか。
菊池 1対1の授業では、自分のペースに合った指導が受けられる反面、周囲から刺激を受ける機会が少なくなりがちです。また、マンツーマンだと緊張してしまう生徒もいますが、1対2は一緒に受講する生徒からよい刺激を受け、適度な緊張感で授業を受けることができます。1対1に比べると、費用が格段に抑えられるのも、保護者の方にはありがたいですよね。
逆に、1対3になると、限られた時間を3人で割ることになるので、それではやはり十分な指導時間が確保できないことがあります。また、集団授業では質問や相談がしづらいという生徒も、1対2であれば、隣に座っている講師にその都度聞いて解説を受けられるので、わからないことをその場で解消できます。
―なるほど、1対2の個別指導スタイルは、集団授業と家庭教師の良いところを兼ね備えたスタイルだと言えるわけですね
基礎学力の向上から受験対策まで、スクール・ワンの指導法はどんなお悩みにも全学年対応
―小・中・高と、年代ごとの特徴について伺います。まず小学生ですが、どんな生徒さんが通われていますか。
菊池 小学生の保護者様にお話を伺うと、「家で勉強しない」「学校の授業に不安がある」といったお悩みが一番多いですね。小学生のうちから学習の習慣をつけておくことは、お子様の将来に向けてとても大切なこと。そこで登場するのが、冒頭でお話しした「リーチング学習手帳」です。例えば「計算のワークを1日1枚やろう」と目標を決めたら、できたかどうか毎日、自分で表にマルバツをつけていく。こうして自発的な学習が習慣化され、基礎学力の向上につながります。
このほか「通っている私立小学校の授業が難しいのでフォローしてほしい」「中学受験に向けて集団塾と合わせて通いたい」といったお声にも、「目標設定用紙」で目標を明確にし、「ルーティンチェック表」で進捗状況を日々チェックすることで対応することができます。
―小学生の授業には、どんな特色がありますか?
菊池 基礎学力を身につける通常授業はもちろん、国語と算数の力を大きく伸ばす特別授業も好評です。国語の特別授業「論理ing(ロンリング)」では、「文章を読み取る力・文章を書く力・考えを説明する力」を養成。算数の特別授業「図形の極 AAA +」では、図形に特化した教材で理解と定着を図ります。
これはどちらも、現代の子どもたちが苦手とする分野でありながら、同時に、高校や大学の受験で必ず必要とされるものです。時間にゆとりがある小学生のうちに思考力や論理力を鍛えておけば、大学受験まで求められる力が身につきます。
―中学生になると、通塾の目的やお悩みが多様化すると思いますが、いかがでしょうか。
菊池 中学生では、それぞれの中学校に合わせた内申・テスト対策はもちろん、「部活動と両立したい」「苦手科目を克服したい」というお悩みにもしっかり対応。3年生になれば、高校受験対策や難関校受験対策、あるいは私立中学校の内部進学対策を行い、それぞれが目指す道に向けて力強くサポートしています。
―中学生の授業で、おすすめのコースはありますか?
菊池 中学生向けの「5科パック」は、英語・数学・国語のうち2科目を受講すると、理科・社会の映像授業が無料で受講できる人気のコースです。しかも、普段の授業がそのまま定期テストの対策&得点アップにつながるよう、テキストや授業内容にも工夫が凝らされています。定期テストに向けてさらに勉強したい時は、1回からでも追加授業の申込みを受付け、万全の対策をとることができます。
―受験本番に向けての対策について教えてください。
菊池 例年9月に開講する「実戦トライアル」では、それぞれの志望校の入試を想定したテスト形式の演習で、本番に向けた実戦感覚を養います。こちらのコースでは、1対1の完全個別スタイルで解説を行うため、合格というゴールに向けて最短距離で追い込みをすることができます。
―続いて、高校生について伺います。大学受験を目指す場合、予備校などの選択肢もありますが、個別指導ならではの良さはなんでしょうか。
菊池 大学受験に向けて個別指導に通う最大のメリットは、ひとりひとりの第一志望にしっかり照準を合わせた最適なカリキュラムを組めることです。例えば関西の私立系なら、関関同立の受験対策を行なっている予備校や集団塾はありますが、関西大学と立命館大学では問題傾向がまったく違いますよね。先ほど申し上げた「実戦トライアル」は、高校生でも実施していて、ここでは大学の過去問を徹底的にやり込みます。自分が目指す大学の過去問をひたすら解き、1対1で講師から詳しい解説を受けることで、合格可能性は確実に上昇していきます。
また、例えば「英語の文法は得意だけど、長文が苦手」という場合には、長文対策にじっくり時間をかけて弱みを克服することができます。こうして苦手分野をフォローし、得意分野を伸ばすことができるのも、個別指導ならではの良さだと思います。
いま変われば、未来も変わる。ひとりひとりの可能性を伸ばす教育を実践
―「スクール・ワンに通って、こんなに変わった!」という生徒さんのエピソードがあれば教えてください。
菊池 私が印象に残っているのは、中学生から高校の最後までずっとスクール・ワンに通ってくれていた生徒です。中学生の時は残念ながら第一志望とは違う高校になってしまいましたが、高校生になってからはその悔しさをバネに人一倍努力して、第一志望の大学に見事合格!実は今、その生徒はスクール・ワンの講師をしてくれていて、その成長ぶりを本当に嬉しく思っています。
また、高校3年生の夏に入塾したときには、学校の先生から志望校を変更するように言われていた生徒が、「実戦トライアル」でぐんぐん成績が上昇して、第一志望合格を果たしたこともありました。その時は「とにかく過去問を解こう」「戦略的にこの科目を伸ばしていこう」と、生徒と一緒になって受験に挑んだので、最後の一般後期に受かった時は心から嬉しかったですね。
―なるほど、素晴らしいですね!最後に、生徒さんと向き合う時に大切にしていることを教えてください。
菊池 私は生徒に接する時、自分の物差しを当てはめるのではなく、生徒にとって何が最適かを常に考えています。
例えば、トップクラスの実力がある生徒に対して、周りの大人たちはついつい偏差値の高い学校を勧めがちですが、「その子が本当に行きたい学校、将来叶えたい夢はなんだろう」と生徒の未来を俯瞰して考える。アドバイスをするにしても、「どうすればうまく伝わるか」「それが余計なひと言にならないか」と、生徒の気持ちを思いやる。京進の基本理念である「ひとりひとりを大切に」という想いを持ち、「学習塾は学力向上だけでなく人間形成の場でもある」という大きな視点に立って、私たちはこれからも全力を尽くしていきたいと思っています。
―京進ならではの脳科学に基づいた学習&指導法と、個別指導ならではのきめ細やかな対応、そして教育への理念を持って子どもたちを育む京進の個別指導 スクール・ワンの魅力がよくわかりました。本日はありがとうございました。
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