大学受験は高3からでは遅い

先週から保護者・三者面談を行っています。

高3生は志望校がほぼ固まっている人もいますので詳細なデータを作成してピンポイントで説明できるように、そして今後の流れについてご理解いただけるようにしています。

一般選抜で考えている人も年内に特別奨学生入試が行われる大学はいくつかありますし、一般選抜と同等の問題を解きますのでチャレンジしてみるという選択肢も、公募または総合型からチャレンジしてみるという選択肢もあることが分かります。

ただし推薦入試は一般選抜の勉強と並行しながらになりますので「負担は増えますよ」とお伝えしています。

公募に関しては評定基準が決まっている学校が多いので6月下旬からの期末テストでとにかく基準を超えることを話しています。

実際に倍率データを見ても公募は低いので確率論としては合格しやすいことは事実です。

実際には1・2年生の評定平均値+3年1学期の評定の全体の平均になりますので「いまから頑張って公募推薦の基準に達しよう」と考えても物理的に無理な場合もあります。

3月の段階で受験生に評定シミュレーションを渡していますが「上限は4.4」などいくつかのパターンを算出しています。

ここまで書くとお分かりかと思いますが1・2年の評定平均値の方が合計の科目数も多いですし評定の計算上大事だということが分かります。

今年度も傾向が変わらなければ各種推薦でも大学進学者数は減少しない、むしろ増えることを考えるべきでしょう。

総合型に関しては基準がないため受験者は増えると考えて教室では動いています。

公募は定員より多く合格させる場合もありますが評定基準を満たした生徒さんだけが志願しますので総合型よりは倍率は低めに出ます。

大学入試を考えている人は3年生になってからではなく1・2年生のうちから勉強を頑張っておくべきです。

評定は確定した時点で下がりませんのでまずは普段の勉強をできるようにしておくこと。

それだけでも3年生になってあれこれ悩む要素が減りますよ。

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投稿日:2024.06.04