発音の癖は実際に話して修正しましょう|鎌取|おゆみ野|学習塾|予備校|大学入試|
高校生は春休みに英検S-CBTを受験する人が数名います。
春休み、受験勉強の一環として考えると必ず役に立ちますので昨日までスピーキング対策含めかなりハードに対応していました。
皆さんそれぞれ発音に関しては「癖」がありますね。
たとえばworkをウォークに近い発音にする、forをフォアと発音するなど様々です。
実際にネイティヴスピーカーの発音を聴いてもらうとworkはアとオの中間の音、forはフォーに近いことが分かります。
もちろん英語は英語圏だけで話されているわけではなく発音も様々ですがウォークと発音が聞こえるとwalkに聞こえてしまいます。
ネイティヴスピーカーの発音を後追い(シャドウイング)で発音すると癖は治ります。
理由は簡単で「ネイティヴスピーカーの発音をあまり聞いたことがないから」です。
ですから実際に聴いて発音してもらうのが一番ということです。
教室では中学生の英語の指導は必ず聞き取りと書き取り(シャドウイングとディクテーション)を行ってますが、同時に「主語の後には動詞がくる」と基本的なことを定期的に話しています。
大学受験の参考書兼問題集でも「SのあとにはV」と書かれていますがそれと同じことを説明しているだけですが、中学英語も高校英語も基本的な部分は同じです。
高校生も心配な人は英語コミュニケーションの教科書を音読してもらう場合もありますが、基本は「自分でも声に出してみる」こと。
最後にもう一つ。
皆さん間違うのが恥ずかしいと感じると声が小さくなります。
僕は「間違えてもいいからしっかり声に出せば相手に伝わるよ」とアドバイスしていますが、社会人になったときロシア語に関して他社の親しい先輩から受けたアドバイスです。
実際には中学生レベルの英文法が身に付いていれば会話で困ることはほとんどないですしミスも少なくなります。
間違えてもそれを修正することで英会話能力は改善しますし、英語で聞かれたら英語で考えて答える、つまり一旦日本語に直して考えまた英語に直する変換プロセスが省略できるようになります。
今書いたスピーキング(2次)対策は授業外での補講として行っています。
補講は無料ですが「ただより厳しいものはない」ということで徹底的に鍛えています。
それが結果に結びつくように意識しながらの対応ですので、実際に定期テスト補講や入試小論文などでも結果が出せているのは生徒の皆さんが頑張ってついてきてくれるからです。
最初の話に戻りますが「発音の癖は実際に話して修正する」ことはぜひ試してもらいたいと思います。
そのためには「耳を慣らすこと」。
スマートフォンなどを活用してネイティブの発音に普段から慣れる練習を行いましょう。
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります