大学入試は総合型選抜をどう攻略するか|新学年準備|受験勉強||学習計画|春期講習|個別指導|鎌取|おゆみ野|
新高3は既に受験勉強に入っています。
ただし「推薦で進みたい」という人は少し事情が異なります。
教室の考え方としては「受験勉強も並行して行いましょう」です。
これはよく起こることですが「受験勉強がなかなか進まない」中で「総合型選抜」で不合格になる人が出るからです。
総合型選別で不合格になってから入室される方もいますが、受験勉強らしいことをやっていないために受験科目も国語(現代文)・英語といった形で絞らざるを得なくなるというのが現状です。
大学によっては個別相談で「この部分が」と具体的に不合格の理由を教えてくれる場合があります。
今年も第一回で不合格になった生徒がいましたので(原因は自分で指導していたのでよくわかっていましたが)個別相談に行ってもらい「小論文が合格点に達していなかった」と自分で話を聞いてきてもらいました。
幸い12月の総合型選抜(注:大学によっては4回くらい機会を設けています)で無事合格できましたが、実際一般選抜までいったら厳しかったと思います。
「総合型選抜」に関しては教室にいる生徒自身も春の時点では「小論文の書き方」は学校で講座を受講した人以外はまだピンときていません。
ピンときていないというよりは添削されたものを返された状態のままですので、もう一度まとめ方をレクチャーして書き直してもらいます。
「自分の考えを60分で600~800字で書く」ということで「自分が受験までに持っている知識や能力を文章で試される」と考えると実は「適性テスト」よりも小論文の方が難しいとも言えます。
少子化の影響で、千葉県では2009年の大学進学率は55.4%(25,453/45,982名)でしたが2020年の段階では62.5%(28,642/45,820人)となっています。 ←県教委のウェブサイトに移動します。
高3生の数は変わりませんが大学等進学者は3,000人増えています。
大学も入学者確保のために中堅校またはそれに準ずるレベルの学校は早めに生徒を確保しておきたいということで、総合型選抜の合格者を定員枠を超えて出しています。
一方の指定校・公募の定員枠は増えないのと大学系列校の内部進学者数も少しずつ高まっていますので、現時点では年明けの一般選抜にしわ寄せがきている、最悪の場合にはある学部学科は推薦枠で埋まっているということも実際に起きています。
一般枠も残すということを考えた場合(これは中堅校またはそれに準ずる大学で一般入学者が30%台かそれ以下ということになりますが)、どうしても総合型選抜の合格基準を厳しくする方向になっていくと考えています。
そうなると総合型選抜も狭き門となっていきますが、実際には「しっかり準備した人は合格しやすくなる」と考えても良いでしょう。
試験科目が学科検査(適性含む)、小論文、両方、講義受講+試験など様々な形であっても事前に情報を集めて分析して対策を講ずることで合格の可能性は高まります。
教室でのデータは2024年度入試までの高3生で進路決定まで在籍して受験に臨んだ生徒は192名で内訳は以下の通りとなっています(3/21現在):
指定校推薦: 45名 (早稲田大、法政大、武蔵大、明治学院大、芝浦工大、東邦大(薬)、日本赤十字看護大、日大(理工)、駒澤大、神田外語大、千葉工大、和洋女子大他)
公募推薦: 14名 (東京農業大、大妻女子大、順天堂大(保健医療)、亜細亜大、日大(理工)、千葉工大、東邦(看護)、女子栄養大 他)
総合型選抜・特待入試: 49名 (大妻女子大(家政他)、東京農業大、東京経済大、国際医療福祉大(成田看護・言語)、昭和女子大、武蔵野大、神田外語大、千葉工大 他)
一般入試: 62名 (茨城大、東京海洋大、千葉県立保健医療大、東京理科大、中央大、法政大、成城大、獨協大、日大、東洋大、駒沢大、専修大、千葉工大、東邦大(看護) 他)
専門学校: 15名
就職: 2名
未定: 1名
(浪人: 5名)
進学進路決定率:186/192=96.9%
推薦合格率:88/98=89.8% (推薦不合格の10名も一般で全員合格しています)
京進スクール・ワン鎌取教室では各種推薦を含め一般まで対応しています。
「3年生でどう勉強したら合格できるか」を一緒に考え最後まで指導させていただいていますので、ご希望の方はご連絡いただければ必要なアドバイスを行わせていただいています。
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります