2023年2月実施 公立高校入試分析【愛知県】
この春(2023年2月)実施された公立高校入試の分析データや入試に向けてのアドバイスをご案内いたします。
英語【50分22点満点】
英語は、対話文が2題と長文、リスニングが出題されました。
また、問題数は22問で、試験時間は50分でした。
問題は、読解を中心とする構成で、英文を読まなければ解くことができない問題の配点は73%を占めています。
文法や英単語をしっかりと身につけつつ、日頃から英文を読む練習をしておきましょう。
問題形式別にみると、記述問題の配点は5%を占めています。記述問題は主に並べ替えが出題されています。
💬入試に向けてのアドバイス
🌟 単語・文法などの知識を身につけよう
🌟英文を読む練習を行おう
🌟リスニングを日ごろの学習に取り入れよう
数学【45分22点満点】
数学は、小問集合、平面図形・空間図形が出題されました。
また、問題数は20問で、試験時間は45分でした。
基本問題が多く出題される小問集合の配点が全体の77%を占めています。
ここで確実に得点できるように、日ごろから計算や基本問題を速く正確に解くための練習を重ねておきましょう。
領域では、図形が36%の配点があります。
中3の2学期以降に学習する相似や三平方の定理が出題されますので、早めに基本の学習を終わらせて、演習量を確保できるような計画を立てておきましょう。
また、全国的に問題文をよく理解しておかないと解けない活用問題が出題される傾向にあります。
他の都道府県の入試問題を解くなど準備しておくとよいでしょう。
💬入試に向けてのアドバイス
🌟 小問集合で満点を目指そう
🌟 中3範囲を早期に終わらせよう(図形対策)
🌟 中1・中2の復習をしっかりと行おう
🌟 関数や数と式の活用型問題に取り組もう
国語【45分22点満点】
国語は、説明的文章、語彙・語法、文学的文章、古典が出題されました。
また、問題数は20問で、試験時間は45分でした。
英語と同様に読解が中心の構成になっています。
配点の91%が読解問題となりますので、問題集などを用いて演習を行っておきましょう。
一方で、知識問題も出題されています。漢字、言葉の意味、文法、古典の基本を身に着けておきましょう。
💬入試に向けてのアドバイス
🌟多くの読解問題に取り組もう
🌟 知識(漢字など)は日ごろから学習しておこう
🌟記述問題の対策をしておきましょう
理科【45分22点満点】
理科は、小問集合、生物、化学、物理、地学、生物物理融合の計6題出題されました。
また、問題数は20問で、試験時間は45分でした。
理科は、どの領域もまんべんなく、かつ配点もほとんど同じになるように出題されています。
ですので、理科の学習は苦手単元を作らないことが最重要です。
出題は、基本的に実験や観察の過程や結果から考察させる問題が出題されます。
語句を覚えるだけではなく、実験や観察問題の演習も行いましょう。
また、典型的な計算問題対策を必ずしておきましょう。
💬入試に向けてのアドバイス
🌟苦手な領域や単元を作らないようにしよう
🌟 実験・観察問題に取り組もう
社会【45分22点満点】
社会は、地理2題、歴史2題、3分野融合の計5題出題されました。
また、問題数は21問で、試験時間は45分でした。
どの分野からもまんべんなく出題されており、特に地理や歴史の配点は68%を占めていますので、復習は必ず行いましょう。
また、資料の読み取り問題も頻出ですので、必ず対策をしておきましょう。
💬入試に向けてのアドバイス
🌟地理・歴史の復習を早めにしてこう
🌟 グラフや資料問題に取り組もう
問題形式別配点割合や学年別配点割合など詳しいデータは下記のファイルにてご確認ください❕
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります