一般選抜受験生とオープンキャンパス 〈教室長のつぶやき〉

一般選抜で大学受験をめざしている受験生は、夏休みはいわゆる『天王山』。はっきり言って高3生の夏はオープンキャンパスなどに行ってる場合じゃない。オープンキャンパスに暑い中行ったら、ほぼ1日つぶれちゃう。というわけで、一般選抜受験の場合、オープンキャンパス参加は2年生までに済ませておきましょう。ここで第一志望、第二志望は決めます。受験科目もそれらの学校・学部をにらんで決めていくわけです。

しかしながら学校研究は第三志望以下の大学こそが重要なのです。というのは、一般選抜で第一志望に合格する受験生は意外に少ないものです。「目標校」という言い方もあるように、多くの受験生が実力以上の大学を第一志望においているのが現実だからです。受験が終って、合格校を見ると第三志望だった、第四志望、第五志望だったというのはよくある話で、入学までどこにあるのかも知らなかった大学に入学する学生も、中にはいます(試験会場は大学キャンパスとは限らない、また共通テスト利用選抜の合格もあるので)。

そうは言っても高校2年生や1年生で併願校候補の大学まで見学したりする生徒は少ないです。実際の受験校は模試の結果を見て高3の夏から秋に決めるのが現実です。でも志望順位が低くてもこの大学にいったら頑張れるという大学を受験したいですよね。だから偏差値的な安全校のなかで、自分にとって「いい大学」を探しましょう。でも高3生は時間がない・・・。それならば実際に大学に行かなくても資料請求してある程度絞り込み、もしも保護者の協力が得られれば保護者にオープンキャンパスに代理で行ってもらったり、オンラインイベントに参加してもらったりするのもアリかも。オンラインだったらそんなに時間は取られないので自分で参加することもできます。

つまり、一般選抜志望高3生のオープンキャンパス参加は”憧れ”の第一、第二志望校以外の大学に絞って、まわりの助けも借りて、省力化することが大事だと思います。

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投稿日:2022.07.29