【愛知県】2023年度入試から公立高校の入試制度が変わります!
愛知県の公立高校では、令和5(2023)年の入試から新しい制度になります。
一般選抜で2校に出願できるのはこれまでどおりですが、 学力検査は1 回となります。 また、 推薦選抜などの時期が早まって2月上旬となり、 一般選抜の合格者発表もこれまでより早くなります。 さらに、 高校や学科の特色を生かした 「特色選抜」 が導入されるなど、 現在の制度から大きく変わるところがあります。
変更のポイント
学力検査
一般選抜の学力検査の回数が2回から1回になります。
※1 学力検査は第1志望校で受検します。2校に志願した場合は、 学力検査の成績を第1志望校と第2志望校の両方で用いて校内順位を決定。 また、 全校で同一の採点基準とするため、 解答用紙がマークシートになります。
※校内順位の決定は、評定合計を2倍にする【評定得点】と、学力検査の各教科の得点の合計である【学力検査合計得点】を加え、得られた数値を基礎資料として総合的に行う。
※2 一般選抜の面接を実施するかどうかは、 各高校が決定。
※3 実技検査は、音楽科、美術科、スポーツ科学科、デザイン科(名古屋市立工芸高校のみ) で実施します。
推薦選抜
推薦選抜の実施時期が早まり、2月上旬となります。
※推薦選抜では、 学力検査を行いません。
※推薦選抜の合否確認後、不合格だった場合は、一般選抜に出願することが可能。
面接
一般選抜で面接を実施するかどうかは高校ごとに決定します。
※高校ごとの面接の有無は、令和4年4月頃に愛知県教育委員会より公表される予定。
特色選抜
高校や学科の特色を生かした「特色選抜」を導入します。
※特色選抜は、 一部の高校・学科で実施。 実施校と検査の内容、定員枠は、令和4年4月頃に愛知県教育委員会より公表される予定。
変わらない点
■一般選抜で2校まで出願可能
■学区(尾張・三河)や群・AとBのグループ分けに変更はなし
■学力検査の出題教科は国語、社会、数学、理科、英語。(英語の聞き取り検査あり)
■推薦選抜の面接は受検者全員に実施
一般選抜で2校に志願した場合でも学力検査は1回になる事で、体力的には負担が軽くなりますが、精神的にはプレッシャーが増える方も多いのではないかと思います。
一般選抜の1回勝負となった場合でも困らないよう、内申点対策が重要となります。
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