新課程と英語の力 〈教室長のつぶやき〉

京進スクール・ワン海老名教室の教室長をしておりますオバサン、中目(なかのめ)です。「教室長のつぶやき」をまた始めてみることにしました。応援よろしくお願いします_(._.)_
さて、昨年中学が新課程となりました。今年の高校1年生から高校の新課程がスタートです。

中学の新課程から1年たちました。みんな大好き?「英語」について、塾の現場の小さな声です。
小学校から英語が教科としてあつかわれ、中学1年生では、小学校である程度英語を学習したという前提で授業が始まります。小学生からネイティブの先生とのやり取りがあったりして、今の中学生は総じて英語を聞く力はあると思います。しかしながら英語で苦労している中学生はとても多いと感じます。

まず、英単語のつづり(スペリング)が苦手。ティーチャーという音が「先生」であるとはわかるけれど「teacher」は何と読むかわからず、当然意味も分からないし書けない。文法もどんどん新しいものがでてくるのですが、1年たってもbe動詞と一般動詞の疑問文が???

しかし、「耳はいい」のです。塾の現場でも良いところ伸ばしていきたいと思いますが、当教室では今のところ『文法の基礎をじっくり』『音読をじっくり」作戦でいきたいと思っています。

英語の勉強は、海岸でバケツの中に砂粒を一つ一つ入れていくようなものだと言われます。気の遠くなるような作業ですが、くじけずにコツコツ続けると驚くほど砂はたまっていくものです。英語が得意な生徒は大体英語が好きです。好きだと接する時間が長くなる、砂がたまるというわけです。

新課程の評価は10年以上たたないと検証できないでしょう。でも今の子どもたちはこの時代を生きなければなりません。塾は英語好きでない生徒とも一緒に砂粒を拾っていきます。

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投稿日:2022.04.13