「小学生国語 論理ing(ろんりんぐ)」のすすめ(再び)

みなさん、こんにちは。
京進スクール・ワン田原本教室　教室長の冨永です。

さて、お子さんの春から通う塾探しのために、この文章を読んでいただいているという保護者の方もいらっしゃると存じます。
今回ご紹介するのは、小学生コース「小学生国語 論理ing(ろんりんぐ)」です。

よく保護者の方から、お子さんが「算数(数学)で計算は速いが、文章題がどうも苦手…。何とかなりませんか？」というご相談があります。
速く計算することに気を取られすぎて、文章題で「答えは何個(km、gなど)になるでしょうか。」という最後の1文を見落として単位をつけ忘れたり、出てきた数字を順番に公式に当てはめたり、というようなケースです。

突然ですが、みなさんは年末年始、どのように過ごされましたか？
年末からの新型コロナウイルス感染者の増加をうけて、「おうち時間」という方がほとんどだったでしょう。
…私もご多分にもれず、「おうち時間」でした。
ふと新聞のテレビ欄を眺めていますと、12/30(木)の『ドラゴン桜　全話一挙放送SP』が目に留まりました。
職業がら、吸い込まれるように最初から最後まで一気に観てしまいました。
合格発表のシーンはとてもハラハラし、感動しましたね。
※ドラマの内容についてはご存じの方も多いかと思いますので、ここでは省略させていただきます。

そこで、私が最も気になった登場人物は、第6話の国語の特別講師、安田顕さん演じる大宰府 治先生です。
その大宰府先生が持論を展開していた「国語は科学です！」「創作は建築学です」というフレーズに、とても共感しました。

入試科目としての「国語」「現代文」の出題内容は、ほぼ例外なく「次の文章を読んで、後の問いに答えなさい」というものです。
超難関大学の入試問題になるような文章はきわめて「論理」的で、建築物に例えられるほどしっかりした構造を持っているというたとえのようです。
学問は、たくさんの「論理」で構成されています。
大学入試とは、入学希望者がその大学が求める「論理」力のレベルに達しているか、を試しているといってもよいと私は考えます。
ここでいう「論理」とは議論の筋道のことで、複雑で分かりにくいことをシンプルに説明、または理解するためのツールといえます。
自分の考えや主張(＝抽象的なことがら)を「論理」を使って具体的に説明することで、聞き手や読者に理解しやすく、また情報共有もしやすくなります。
それが、大宰府先生の主張「国語は科学」ということでしょう。
大学生になれば大学の「論理」、会社員になれば会社の「論理」を速やかに理解して、私たちは行動しなければなりません。
つまり、「論理力」はコミュニケーションに不可欠なものといえますね。

さて、ドラマの中で阿部寛さん演じる桜木先生は、国語はすべての教科の基礎で、国語の充実なしに全教科の成績アップはありえない、という感じのことを言っていました。
そう、「論理力」を身に付けることで、国語以外の科目の成績もアップするという主張です。
「理科」「社会」では、用語が漢字で書けないと不正解ということが多く、暗記科目だと思われがちですが、最近では長文問題も多く出題されています。
特に「理科」の計算問題は、算数(数学)の文章問題と同じことだと思います。
さらに、「英語」は語学ですので、国語力なくして成績のアップは難しいでしょう。

…そこで小学生のお子さんにおすすめしたいのが、「小学生国語 論理ing(ろんりんぐ)」の授業です。
この授業では、小学1～6年生を対象とした国語の通常授業(１：２個別指導)の中で、40分授業では15分、60分授業では25分、80分授業では35分を設定して「論理力」のトレーニングをします。
◎「論理トレーニング」コース…小学1～6年生向けに日本語の規則を意識し、文章の「すじみち」を読みとる「論理力」を鍛えます。
　各学年で必要とされる「論理力」について、学年ごとに基礎編→習熟編→応用編と3段階に分かれたテキストを1年かけてじっくり学習します。
　このテキストでは、算数・理科・社会などその学年で必要な幅広い知識も身につけることができます。
◎「思考力養成」コース…10級→1級の無学年式テキストを使用して「思考力」を鍛えます。
　受講前にテストを実施し、開始級を決定します。
　※ここでいう「思考力」とは、文章を読んで意味を理解し、それをまとめて表現する力のことをいいます。

小学生のうちに「論理力」を身につけて、将来役に立つ「コミュニケーション力」「表現力」を手に入れましょう！
なお、「国語」が苦手という中学生・高校生のみなさんも、ぜひご相談ください。
「論理」を通して基礎からじっくり向き合うことで、「国語」の見方が変わってくると思いますよ。
語彙力は読書によって身につくものだと思いますが、「論理力」はきちんとしたテキストを使ってトレーニングさえすれば、必ず身につきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

☎ 0744-48-3196

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