中学校は3観点評価に変わり少しずつ様子がわかってきました

中学校は秋休みが終わり後期授業に入りました。

皆さん通知表を持ってきてくれており、今年から導入されている3観点評価のチェックを行っていますが学校により評価が微妙に異なることが見えてきました。


前回教室ブログで書いた記事はこちら(4月の記事です)。

3観点は1.知識・技能、2.思考・判断・表現、3. 主体的に学習に取り組む態度 となっています

観点別評価は以下の通りです:

A 優れている

B 学習目標をおおむね達成している

C 努力を要する

今回通知表をチェックしたら基本的には以下の通りの評定の付け方がほとんどでした:

5  AAA(Aが3つ)        1 パターン(4%⇒全25パターンに占める割合)

4  AAB ABA BAA (Aが2つ) 3パターン(12%)

3  (5,4,2,1以外)    17パターン(68%)

2  BCC CBC CCB (Cが2つ) 3パターン(12%)

1  CCC(Cが3つ)        1パターン(4%)

基本的にこの評価の方法ですが、1校は ABBが4で評価されていました。

さらに細かく見ていくとその中学校では同じAひとつでも1の知識・技能がAでない BBA や BAB は3になっています。

また同じスクール・ワンの関西の教室の先生と情報交換しましたが「AAAでも微妙に5を満たしていない(???)という理由で4の評価になった人もいるそうです。

ちなみに4観点評価(※国語は5観点でした)の時は 5、4、3、2、1のになる組み合わせは1(1%):14(17%):51(63%):14(17%):1(1%)でしたので「3が増える」という予想をしていました。

実際には学校・教科担任の判断で評価がつけられる(絶対評価)であって、相対評価(必ずその割合で5段階評価に人数を割り当てる)のではない点を考慮すると実際には3は少なめになり4は増えるという傾向にあるようです。

ここで問題になるのは「学校ごとに微妙に基準が違う」という点です。

前述の教科担任の主観的要素が、さらに言えば学年主任や進路主任の生徒に対する評価も入ってきますのでしっかり勉強していても何か問題があると正当な評価がされないなどの問題は発生しています。

少し散漫になりかけているので整理し直しますが、3観点の1.知識・技能=定期テスト等でしっかり得点を取っておくことがやはり大事であると言えます。

各学校の評価が少し異なってはいても絶対評価となっていれば、昨年度までの4観点評価からはそれほど外れないだろうというのが現時点での自分の考えです。

とにかく毎日の学習をしっかりと行っていくことが定期テスト、入試につながりますので今述べたような細かいことは大人に任せて生徒の皆さんはしっかり勉強を行いましょう。

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投稿日:2021.10.22