こんなお母さんが子どもを伸ばす【レポートNo.2】
春休みも終わり、いよいよ入学式や始業式が行われ、本格的に新学期がスターとしました。
入学式まで桜が咲いているかしらと気にされていた方も、満開の桜の下で記念撮影をすることができたでしょうか?今年は長く桜を見ることができた春でしたね。あたたかな春の光の中で満開の桜を見上げると、本当に幸せな気分になりますね☺
さて、今回も前回に引き続き、3/16に門戸厄神教室で開催された教育懇談会「こんなお母さんがこどもを伸ばす」についてのレポートをお届けさせて頂きます。
教育懇談会 「こんなお母さんが子どもを伸ばす」
2019年3月16日土曜日 14:00~
京進スクール・ワン門戸厄神教室にて開催
講師:㈱京進 蒲谷先生
- 心理学、カウンセリングとは?
「心理学とはどういうものでしょうか。それは、人の心を操るといったものではありません。相手の気持ちを理解するためのものといっていいでしょう。また、カウンセリングの父と言われる、カールロジャースは、カウンセラーは問題解決の方法を伝えない。クライエント自ら解決する手助けをするものだと言っています。」- 子どもを伸ばすお母さんってどんな人?
「子どもとの関係がうまくいっているお母さんとは、できるお母さんではありません。「自分を認めて、自分のことを好きなお母さん」です。エゴグラムにはいいも悪いもありません。(参加者全員にアンケート:エゴグラムを実施)これから、交流分析を通じて、自分を認めて自分のことを好きなお母さんになってもらえたらと思います。」
- エゴグラム~交流分析~を通して自分のタイプを知ろう
「ここからは先ほどお願いしていたアンケートを見てみましょう。(1人1人にエゴグラムを実施してもらいました。約50の質問に「はい」「いいえ」「どちらでもない」に答えてもらい、その結果を集計。交流分析に関する資料の配布。)」
CP父性的親
NP母性的親
A成人
FC自由な子
AC適応した子
細谷は、NPとAがとても高い結果となりました。
このアンケートの結果から、それぞれのお母さんを個別に見てのお話が続きました。これもとても興味深く、また、細谷の結果も分析。またまたのなるほど納得で面白かったです。
さて、ここからはいよいよ、教育にまつわる具体的な話がスタートします。
- 「うちの子、ミスばっかりするんです」というお母さん
『引き算の時は繰り下がり、繰り下がり』を連発するお母さん。そんなお母さんに育てられた子どもは96-34=52と繰り下がらなくてもいいところを繰り下げてしまうことがあります。
子どものうっかりミスをなくすのは簡単です。「ミスしちゃだめじゃない」と、ミスを注意するのではなく、ミスをしなかった時に褒めるようにしてください。成功したイメージをつけることが大事で、「ミスしちゃダメ」を連発すると、「ミス」を誘発してしまいます。子どもに「やってほしい事」ができた時に褒めるようにしてください。
- リビングで勉強することのメリット
難関大学に入学した生徒に実施したアンケートで小、中学生の時勉強していた場所はという質問に多かったのがリビング。
人は群れることで安心します。人の気配を感じることで落ち着きます。リビングでお母さんの気配を感じながら勉強することは子どもにとっては集中力も増し、大変いいことです。また、「お母さんが夕飯を作っている時に勉強する」と、勉強する時間も決めやすくなったりします。「決められた時間に勉強する」という事はとても大切な習慣です。
この後もまだまだ続きます。続きは次のレポートでお届けしたいと思います!お楽しみに!
※イベントやキャンペーンは教室ごとに異なります