受験の王道は「先行逃げ切り」 〈教室長のつぶやき〉
受験をレースに例えれば、「追い上げ&ごぼう抜き」型か?、「先行逃げ切り」型か? ドラマ性は追い上げ型ですか。
箱根駅伝などでは、下位でスタートした選手がごぼう抜きでトップに躍り出るような場面はよくあるシーンです。見ててもドキドキするし、マラソンの醍醐味ですよね。
では、受験の世界はどうでしょうか。もちろん学力は最後まで伸びます。だから、受験生には最後の試験が終るまでは勉強しろと言います。これは確かです。夏の1ヵ月は大事といいますが、1月2月の1ヵ月も30日は30日です。
ただし、「追い上げごぼう抜き」か「先行逃げ切りか」と聞かれれば、受験の世界の王道はやはり「先行逃げ切り」でしょう。早くから勉強を始め、継続してチカラをつけている受験生は強い。安定感抜群! 勉強を始めるのが早ければ早いほど学習時間は長くなりますから当然と言えば当然です。
「先行逃げ切り」型の弱点は、早く始めたその勉強に対する気持ちを「維持」するのが難しいということです。途中で昼寝したら「逃げ切れ」ませんよね。
何はともあれ、勉強は早めにスタートしましょう。明日やり始めるより今日、いえ「今」始めましょう。
当塾の塾生たちも、春はヤル気に満ち溢れています。この春やるべきことは何か。それは勉強の基礎体力づくりだと思います。
英語だったら、語彙力をつける、文法の基礎を確認する。音読ももちろん大事です。数学もいままでの怪しい単元を復習します。計算力をつけることも大事ですよね。
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