大学入試 国公立にするか、私立にするか 〈教室長のつぶやき〉

首都圏の受験生は、国公立よりも私立専願の選択をする受験生が多いようです。もちろん首都圏には有力私立大学が多いということが大きな理由でしょう。それにはっきり言って文系の場合、首都圏で国公立を目指すとなると、結構偏差値の高い大学ばかりになりますから、敷居が高いですよね。

一方理系の受験生は国公立を視野に入れるというのはアリだと思います。

学費について言いますと、国公立は学費が理系も文系も基本変わりません。(一部大学を除く)

入学金 282,000円、授業料535,800円 合計817,800円

私立大学は理系と文系ではかなり違います。もちろん大学によってもかなり違います。ざっくり真ん中くらいをとると、初年度納付金は文系で120万円くらい、理系で160万円くらいでしょうか。

以上のように理系の場合は国公立の価値は高いわけです理系の場合、大学院進学を考える学生も多いと思いますが、その場合はもっと学費の差は積算されていきます。

文系の場合は、自宅外で国公立に行くならば、自宅から通学できる私立の方が安いということが言えます。

しかし、大学は学費だけで選ぶわけではありませんよね。私立大学の魅力もあります。卒業生の絆が強かったり、スポーツの応援で一体感を味わったり。今年も箱根駅伝は興奮しましたよね!

というわけで、当然どちらもいいところがあるわけですが、私の個人的意見としては、もうちょっと首都圏の高校生も国公立大学をめざせばいいのになぁ、と思っています。

受験に関して言えば、国公立の壁は科目数の多さです。文系では、英語、国語、地理歴史・公民から2科目、数学ⅠA、ⅡB、理科が2科目。理系も英語、国語、数学ⅠA、ⅡB、理科2科目、社会。うぁー、間に合わない!それに私立大学も受験するわけだからすごく負担感がありますよね。しかし科目が多いということは、例えば英語がそれほど得意でなくてもリカバリーができるということにもつながります。国公立受験の場合スタートを早く切ることが大事です。たとえば、文系の場合は、英語+数学が2年生までに何とかなっていれば可能性が大いに出てきます。

そういう人、是非当塾に来てほしいなぁ。

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投稿日:2019.02.04