持っている知識を増やしましょう

今日は「持っているものを増やしましょう」という話。

当たり前ですが勉強の話で、自分の趣味などの持ち物を増やしましょうという話ではありません。

この時期は学校の定期テスト、大学の各種推薦入試、同時に年明けに受験を向かえる生徒の皆さんの受験勉強が仕上がっていく期間になります。

推薦入試などは特に半年～2・3ヶ月ほど受験が早く行なわれます。

この時期に受験をすること自体、早めに準備しておかなければいけません。

学力でも他の知識でも同じなのですが「自分の持っている力」以上は出せません。

これは受験などテストの常識に近いといってよいでしょう。

例外は一つだけあります。

記号・マークシート方式などは5択なら1/5、4択なら1/4な確率であたります。

試してみると分かりますが実際にわからなかった問題で適当に選んだ答えが1/5、1/4以上になる確率はほとんどありません。

選んではずれるのだったら最初から「わからない問題はすべて1番に決めておく」などした方が他の問題も当たるだろうと思います。

本題に戻ると「テストでは自分の持っている知識以上のものは出しにくい」ということです。

先ほど述べた5択4択の問題も「これは違うな」という消去法を使えば2択くらいにまで絞り込めます。

これは持っている知識を使ったからで、当たる確率は1/2になります。

基本的には「正解にたどり着きやすくする」ために勉強します。

ですから「持っている知識を増やす」ことが大事。

即席で身につけた知識は定着しません。

早めに準備するということを意識して勉強を進めてください。