中学生の悩み、成績悪いのなぜ? 〈教室長のつぶやき〉

中学生になると定期テストがあり、小学生の時のあいまいな感じがあった成績表とはまったく異なる冷徹な成績が学期末に渡されます。

成績が良いとか悪いとかは、人によって価値観が違うので、何点以上が良い成績、何点以下は悪い成績とは言えませんが、「うちの子、これはマズいよ」と思って胃が痛くなっているお母さん、お父さんは結構いらっしゃいます。

なぜ成績が悪いのでしょうか。子どもひとりひとりにそれぞれ物語があります。どこかでつまづき、今どうしていいかわからないと一番思っているのが本人だと思います。そのように真剣に悩んでいる生徒がいる一方で、「あきらめムード」が出ている生徒、「何とかなるさ」問題先送り型生徒もいます。

さあ、お母さん、お父さん、悩んでいるお子さんの力になってください。一緒になって「あきらめムード」に浸ったり、「何とかなるでしょ」と逃げていてはいけません。将来の日本を背負う大事な人材です。なんとかしましょう!

対処法はシンプルです。まずは勉強時間の確保。塾にいくのもよし。ただし、週に1,2時間塾に行くだけでは勉強時間は足りません。塾に行くことをきっかけにして、学習習慣をつけましょう。(はっきり言ってココが難所です!学習習慣をつけることを一緒に努力してくれる塾を選びましょう。)

次に塾と相談して学校の授業の予習を少し入れてもらう。そうすることで、学校の授業に「わかる」感がでてきて、いままであまり参加できていなかった学校の授業時間が無駄でなくなります。

そして、人間は忘れるものだということを忘れてはいけません。復習と演習が大事なのですが、冬期講習、春期講習で徹底的に復習しましょう。そうすれば成績急上昇! のはずですが、実際はなかなか結果が出ない子もいます。しかし、続けると必ずじんわり結果はでます!必ずです!

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投稿日:2018.10.20