英語を勉強する意味?①〈教室長のつぶやき〉

「英語、得意ですか?苦手ですか?」

中高生に問いかけると、私の感覚だと２：８くらいで苦手と答える人が多いと思います。(個人の感想です。)

私の尊敬するS先生は、複数の大学で英語を教えています。大学といっても英語を専門に学ぶ大学ではなく、一般教育科目の英語です。

S先生ご自身は中学からずっと英語が好きで、アメリカが好きで、勉強は英語中心。大学の学部ももちろん外国語学部、長い間留学も経験し、奥様もアメリカ人です。ネイティブかと思うくらい流暢に英語を話します。

そのS先生は、「英語が好きでたまらない」自分とは違う学生に英語を教えることで、だいぶ試行錯誤を繰り返したようです。

毎年自分が担当する学生に聞くそうです。「皆さんのご両親どちらかでも英語を日常的に扱う仕事をしている人は手を挙げてください。」　すると毎年大体６～７％の学生の手が挙がるそうですが、その中で一番多いのが「英語の先生」なのだそうです。S先生曰く、「日本の中で生きていくには、英語って必要ないんだよね。」

えーっ！じゃあ英語を勉強するのって無意味？？？

まぁまぁ、早まらないでください。無意味じゃないってことを、S先生は力説されました。続く・・・。