将来の夢③〈教室長のつぶやき〉

自分のキャリアをいろいろ考えて、例えば大学に進学したとしましょう。大学で勉強することによって、いままで考えていた「仕事」が少し違って見えてくることがあるかもしれません。
また、高校までと違った友人との出会い、先生の「言葉」、アルバイト先の「働く人々の姿」などに影響を受け、いままでとは違う視野が開けてイザ就活の時には、高校の時考えていたのとは違う仕事がターゲットになっていたりするのもよくある話。それはそれでキャリア教育的にはあるべき姿なのだと思います。

一方、専門学校への進路を選ぶ生徒の皆さんは、受験勉強はあまり必要ないかもしれませんが、大学進学の場合よりも専門学校卒業後の「仕事」をしっかり研究して自分に合った分野を選択する必要があります。「専門職」育成の教育機関ですから、あんまり深く考えないで入学し、「やっぱり合わない」なんてことになると学校をやめざるをえなくなる場合もあります。

そうは言っても、やり直しのきかない人生なんてないわけで、ちょっとした回り道もありますよね。だけど大切なのは「全然考えないでこうなっちゃった」という人と、「その時々で真剣に考えた結果こうなった」人とはその後の展開が違うということです！