高校に入って成績が下がる理由

ここ数年高校生の問い合わせ・入室が多くなっています。

個別指導でしっかり指導を受けたいということで、来られる理由ははっきりしています。

問題は「高校に入ってから成績が下がっている」という場合。

まず勉強の方法や時間についてヒアリングを行なうのですが、部活などで忙しい人の場合テスト前に一気に学習する人がほとんど。

ある程度コツコツやって成績が上がる状態にしておきテスト前で追い込みをかけるのはありでしょうが、テスト前だけだと覚えられません。

「テスト前だけ」というところが引っかかります。

中学の勉強どこの塾でもそうですが、特に中3は「受験カリキュラム」を組んだ状態で指導を行なっています。

中1・2も基本的には学校の進度に合わせて指導を行ないます。

分かりやすくいうと「敷いたレールの上を走っている状態」です。

実際中学生に「自分でレールを敷いてください」というのは難しい話です。

ですから「レールを敷く」。

その上でうまく勉強できるようにするわけです。

一方の高校。

敷かれたレールは存在しないので、自分で作らなければいけません。

要するに1週間の学習スケジュールが決まっているか決まっていないかという違いです。

決まっている人はまず失敗しません。

決まっていない人はほとんどの場合失敗します。

「ほとんどの場合」というのは、進学校で自分でやらないと置いていかれるとわかっている場合にはレールを敷いてなくても動くから。

この場合は受験に向けての力はそこそこついてきます。

僕のアドバイスは「1週間のスケジュールを決めてレールを敷きなさい」です。

今までテスト前にしか勉強していない人がスケジュールを決めて実行した結果一週間で7時間勉強時間が増える、1か月で30時間増えます。

時間がすべてではありませんが演習量を考えると時間は必要です。

悩んでいる方は「スケジュールを作成して実行すること」から始めましょう。

教室では「入って頑張りませんか」ということは特に言わずに「どうやったらレールを敷けるか」ヒント・アドバイスをお話しています。

お困りの方はご相談ください。

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投稿日:2018.08.03