来年度の大学入試も厳しい予想

昨年度の大学入試は定員8,000人以上の大規模大学の入学者が定員の1.1倍を超えると私立大学等経常費補助金(特別補助、「私学助成金」と一般的に呼ばれています)が全学交付されないため、多くの大学で志願者は増加したものの合格者は1,000人単位で減少するという非常に厳しいものでした。

来年度入試においてもその傾向は変わらず、定員4,000人以上8,000人未満の中規模大学、定員4,000人未満の小規模大学も一律で1.0倍を超えると私学助成金が交付されず、冒頭の私学助成金とは別の一般補助の教育研究経常費等の減額が行なわれる予定です。

当然大学側は入学者を0.95~1.0以内に納めるため合格者を減らし「補欠」を多数出すという昨年度顕著だった傾向を引き続き進め、かつ学部ごとの1.0倍設定も厳しくしていく(昨年度までは全体充足率のみ)ことで偏差値にかかわらず全体的に厳しい入試になると考えています。

教室の独自ブログでも考察していきますが、ある程度の入学枠は推薦入試で確保して一般入試では合格者を少なめにして充足率1.0倍を超えないようにする傾向が出てくると個人的に推察しています。

高校生の皆さんは1年次からの評定を高めておき各種形態での入試を選択できるように意識しておくことも大事です。

まずは学校の勉強をしっかりと行なっていきましょう。

5月中旬から中間テストが始まります。

心配な方は教室まで相談に来てくださいね。

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投稿日:2018.04.23